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アイデア力を向上せよ!販促コンペチャレンジ

東京本社 コミュニケーションデザイン局 中谷理紗子

 

 

 

突然ですが、販促コンペをご存知ですか?

広告業界にいれば一度は耳にしたことのあるコンペティションかと思いますが、販促コンペ(正式名称「販促会議 企画コンペティション」)とは、「協賛企業から出される商品・サービスのプロモーションについての課題を受け、解決策となるアイデアを企画書形式で募集するコンテスト(第11回 販促コンペ公式HP引用)」です。

株式会社宣伝会議が主催となって毎年4月頃~6月頃に企画の募集が行われており、今年は協賛企業各社から全27個の課題が提示されました。

 

当社でも毎年、若手~中堅社員を中心にグランプリを目指して挑戦しております。

今回は、そんな当社社員の販促コンペに向けた取り組みをご紹介いたします。

 

 

 

挑戦者①:プランニング部門期待の超新星 長濱 

 

1人目の挑戦者は、本年度新卒の新入社員 長濱さんです。

入社後、マーケティングやプランニングに携わる部署に配属されました。市場分析やターゲット分析などからクライアントの課題を読み解き、解決策を提案する企画力を、実践を通じて身につけるべく、先輩社員と一緒に企画の立案に取り組みました。

挑戦した課題は、株式会社 真誠の『「とろけるきなこ」を多くの人に手にとってもらえるようにするアイデア』。

まずは、先輩から企画の骨子となるアイデアの考え方についてレクチャーを受け、ブレストを実施。その後、アイデアを企画に昇華させるためのストーリーの作り方を教わり、いよいよ企画書制作がスタート! フォーマットの作り方や色使いといった企画書づくりの基本から、企画全体の構成や文章構成に至るまで、どうすれば伝えたいことを分かりやすく正確に伝えられるのか、先輩のアドバイスを受けながら企画制作を進めていきました。

 

 

 

 

締切日まで、毎週先輩によるチェックが入ります。

度重なる(たまにはちょっと厳しい)指摘にも挫けず、ギリギリまで検討を重ねて、締切5分前に無事提出することができました!

 

提出後、長濱さんに今回の挑戦について聞いてみました。

 

長濱 

「私にとって、販促コンペが入社してから初めての取り組み(業務)であり、斬新なアイデアを考えたり、企画書の見せ方を工夫したりすることに、とにかく四苦八苦でした。

マーケティング視点としては、何気なく買い物をしている生活者について理解し、どうすれば買いたくなるのか?を考えてロジックを組み立てていくことが難しく、普段の業務でも永遠の課題になりそうだと感じました。

ただ、販促コンペは自由な発想ができる機会なので、自分が普段よく利用するお店とのコラボレーションや、他にも自分が面白そう!と感じたアイデアについて、先輩方から教わったことを元にロジックを組み立てて、企画として完成させることができ、本当に嬉しかったです。

基本的な企画の考え方を学ぶことができたので、大変な部分もありましたが、この挑戦はとてもいい経験となりました。」

 

とても頼もしい答えを返してくれた長濱さん

今後も、超新星 長濱にご期待ください!

 

 

 

挑戦者②:デジタル部門の突破口 中谷

 

さて、2人目の挑戦者は、入社6年目の私、中谷です。

6年間の実務で凝り固まった脳をほぐし、新しいアイデアを生み出せる人材になるべく挑戦いたしました。

取り組んだ課題は、株式会社アリミノの『30代~40代の女性がこの美容室に通い続けたいと思うようなアイデア』です。

同じ部署に所属する後輩社員2人とブレストをしてアイデアを練ります。アイデアは全員で出し合いますが、企画書はそれぞれが別の課題で作成するため孤独な戦い……。

 

 

 

 

某サロン予約サイトから情報を収集したり、市場調査を参考にしたりしつつ与えられている課題を細分化し、企画書の内容を詰めていきます。

最後に、全体を通して矛盾点などがないかをチェックして、一緒にブレストをした後輩よりも一足早く、締切前日に提出完了! 何とか先輩の威厳を保つことができたのではないでしょうか?

 

 

販促コンペに参加して毎回感じるのは、企画立案は楽しいものである、ということ。

年に1回、自由なアイデアで勝負することのできる販促コンペに参加することで、日々の業務で固まった思考や狭くなった視野を解放し、楽しんで企画するということを思い出すことができます。

今回の取り組みを通じ、実務でも、クライアントの課題解決につながるのはもちろんのこと、クライアントも含めたプロジェクト全体が「楽しい!」「やりたい!」と思える企画を、楽しんで制作・進行できるプランナーになりたいと、改めて感じました。

 

 

 

他にも、社内の猛者たちが販促コンペに挑戦!

 

協同宣伝では、今回ご紹介した以外にも、

『「ブレンディ®」ボトルコーヒーを飲んだことのない女性が、思わず飲みたくなるアイデア(味の素AGF株式会社)』

『日比谷花壇でお花を買いたくなるアイデア(株式会社 日比谷花壇)』

『ロングセラー化粧水を思わず買ってみたくなる企画(株式会社 ウテナ)』

『「ルクア大阪を、トキメキあふれる場所にする」アイデア(JR西日本SC開発株式会社)』

『クレイジーソルトに夢中になるアイデア(日本緑茶センター 株式会社)』

など、様々な社員が様々な課題で販促コンペに挑戦いたしました。

 

 

 

 

また、協同宣伝では、販促コンペ以外にも、クライアントの課題解決につながるアイデア力・企画力向上に向けた様々な取り組みを積極的に行っています。

課題でお悩みの方、ちょっと面白いアイデアをお求めの方は、お気軽にご連絡ください! 日々、鍛錬を積んだ各部門のエキスパートが、一緒に考え、最適なプランをご提案いたします。

 

それでは、次回はグランプリ発表後、祝勝会でお会いしましょう!

 

 

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